どちらを先に読むべきか

ジェネラル・ルージュに魅せられて、
こちらも読みました。2回目。

ナイチンゲールの沈黙

ナイチンゲールの沈黙

ジェネラル・ルージュの裏側にある話。
同時進行なんだけど、全然違うストーリー。
ミステリー色強し。

ジェネラル・ルージュは大興奮で読んだんだけど、こちらはなんだか影にかすんでしまってたんだけど、
改めて読んでみると、この2作は両方読んで完成する。


欲を言えば、4冊になってもいいから、一緒に読みたかったかも。


でもそうすると速水先生の魅力が半減するかしらね。

これ、両方でドラマ1本くらいの感じでどうでしょう??


2作連続でがっつり海堂ワールドにいたんだけど、
次作も読まねば気がすまない感じです。


イノセント・ゲリラの祝祭

イノセント・ゲリラの祝祭


文庫になるまで待てるかな。

 僕へ

見てきましたよ!!!!
ジェネラル・ルージュの凱旋
特報のときからもーずっと楽しみにしてて、
今日ようやく見てきました。父と妹と3人で。

海堂尊さんの作品の中でこれが1番好きなので、
わくわくドキドキ見にいってきたんだけどね…


とりあえず、堺雅人がステキすぎた。
最初はなんかイメージと違うなと思ってたんだけど、
(私の中で速水先生は佐藤浩市なのです)
なんだか猟奇的な感じもよかったし、
「ジェネラル」っぷりもステキだった。


この人いい顔するのよね。私しびれちゃった。
大好きになったよ、堺雅人。この作品は彼のひとり勝ちですね。


2時間くらいの映画なんだけど、あの本1冊分すべてを表現するにはやっぱり無理があるみたいで、
(まぁ当然だよね)
私が原作本の中で「おもしろくない」と思った部分が、そっくりそのままカットされてたのには驚きました。

つまり、
私がおもしろくないと感じた部分=絵にならない部分

よって私は原作本をひとつの「ドラマ」として読んでたのね。
だから絵になりやすい「ジェネラル・ルージュ」が好きなのかも。
(それに加え救命救急もミステリーも好きだしね)


話は戻ります。
私が「おもしろい」と感じた部分の多くが映画のシーンにも登場するんだけど、
肝心の「色恋沙汰」の部分が全然ないの!!!!!!

如月翔子ってキャラが全然生きてこないの。
彼女かなりいいポジションなのに、
映画の中ではただ花房師長に嫉妬してるだけにしか見えてこない。
彼女の、速水先生に対するちょっとした片思い??みたいなのがあって、
私の大好きなラストシーンにつながるのに…。


そこは非常に残念。


ま、主役は竹内結子阿部寛だもんね。


個人的には速水先生を主役におきたいところなんだけど。


原作のラストシーン(速水先生と花房師長が病院を去るシーン)が本当に大好きで、
最後にジェネラルは人間に戻る、
それから、花房師長がバラの花束をぶつけるところなんかかなりの涙モノで、
どんな風に出てくるだろうと楽しみにしてたのに、、、



出てこず。



がーーーーーーん。



私が監督だったら、

・花房師長がバラの花を派手に散らす。
・速水先生師長を抱きしめる。
・師長泣く。速水先生は微笑みながらさらに抱きしめる。
・バラの花びら舞い上がる。
・ここでエンディングテーマ「僕へ」(EXILE)
・翔子ちゃんひとり回想。
・エンドロール。

こんなラストシーンを描きます。


ともかく、いい作品だったよ。
いろいろリアリティに欠けるとことか、おいおい…って部分もいくつかあったけど。

例えば、
ドクターヘリが虫みたいにいっぱい飛んでくるとこ。
(でもヘリの飛来を目にする堺雅人の表情は激萌えですよ!!!!)
絶対ありえない。
それから、
骨折してドクターヘリに乗ってくる阿部寛
救急車のコンビニ利用があれだけ問題になっているご時勢にこんな呑気にヘリ乗って来るなよということに
なぜ気づかない??


それでも、たぶんもう1回見に行くんだろうなぁ。
今度はひとりで、無心で堺雅人を見つめていたい。


そうそう。
この映画で最高に良かった部分、エンディングテーマ。
EXILE「僕へ」
私の妄想するラストシーンにばっちりあってるし、
ジェネラルの人間らしさ、心みたいなものがにじみ出てる気がして。


それでも必ず、また人を愛す。


ステキ。

 推理する医学

推理する医学

推理する医学

ミステリー大好き。
「推理」「医学」という言葉につられて思わず借りてしまった。

もともとは英語で書かれてる本、これは日本語訳なんだけど、


読みにくい!!!!!!



教科書の日本語訳読んでるみたい。

あまりに読みにくくて、なかなか楽しんで読めない。
ま、楽しむ本じゃないか…。

感染症とか、食中毒、「伝染る」ものが多く取り上げられてます。

「疫学」という分野の本なんだけど、
分野自体は非常に興味深い。
たーだーし、
とにかく本が読みにくい。

読み込むまでには時間がかかりそう。
ちなみにこれ、続編もあります。

 オールイン〜運命の愛〜

タイトル怪しいけどこれのことね。

オールイン DVD-BOX 1

オールイン DVD-BOX 1

このロケ地があったという済州島に行ってきました。
中学時代からかれこれ10年来のおつきあいの友人とともに。

名古屋からは飛行機が満席でとれなかったので、成田発成田帰りで。
それで前日から東京入りして別の友人に会ったりしてたってわけ。

旅行記は写真がないと楽しめないので、また改めて。

韓国に行くのは2回目なんだけど、
韓国人の日本語の上手さにびっくりします。

感服する一方、すごい悔しい。

韓国語勉強しようかなぁ。
悔しさをモチベーションに変えよ、あたし!!!!


今回行った済州島は、「東洋のハワイ」と呼ばれてる島。
日本でいう沖縄みたいなイメージ。
地図上では、対馬より日本寄り。
立地が不思議。

済州島と沖縄が近い感じだとさっき書いたんだけど、
雰囲気だけじゃなくて、
済州島の伝統的な建物だったり、家の造りだったり、そういう部分も沖縄とよく似ていて、
沖縄のルーツは朝鮮半島なんだなぁ…と、思わずにはいられなかったよ。

他には、やっぱり日本人は裕福だな、と思った。
ほんの20歳そこそこのワカゾーが、齢50ほどのドライバーさんが
「高くて行けない」というようなところで紅茶すすってる。


傲慢になったはいかんなぁと思った。
それに、
自分が「分相応」でないことしてるって気づかないのは、もっといかんなぁと思った。
とにかく、
自分が今どんな立場で、どう振舞うべきか、
心のどこかにおいておこう。


そして、
モチベーションをあげよ!!!!!

と、思った韓国旅行でした。

気持ちに縛られる

友人というカテにくくっていいのかは疑問。
東京に来て、3時間ほど時間が空いたので、友人を誘ってお茶してました。


この友人というのは、以前の恋人。


2年前に別れて、それからもなんだかんだと連絡は取り合っている仲。
(これがまた微妙な関係)

彼はアメリカに留学(長期)してて、
彼のことは大好きだったけど、時差だったり、会えなかったり、テレビ電話にストレスを感じたりして、
私のほうから別れを切り出した。
彼のこと本当に大好きで、
一目ボレして以来、本当に好きで好きで、完全に「恋の病」

彼と離れるときは本当に泣いたし、
彼と何ヶ月かぶりに会えるときは本当に楽しみで、
指折り数えて待ち望んでた。

でも結局私たちは別れを選んだんだけど、
彼は実は何も知らないの。

2年たってもまだ、言えずにいる。

今の関係が壊れるのが怖いから。

たぶんむこうも、そう思ってるんじゃないかな??


彼を本当に、心から好きだった気持ちが忘れられない。

だからいつまでも忘れられない、離れられない。